仙台市社会福祉協議会では、障害に対する良き理解者を増やし、誰もが暮らしやすいまちづくりを進めるため、『仙台市障害理解サポーター(ココロン・サポーター)養成研修』に取り組んでいます。
研修の特徴は、障害のある方が講師となり実体験を踏まえた講義とグループワークを行い、理解を深めていきます。
現在受講者を募集しておりますので、詳しくはこちらをクリックしてください。→チラシ・申込書
仙台市交通局鉄道管理部・鉄道技術部・自動車部合同の全体教育訓練サービス向上(バリアフリー)研修内で本研修を行いました。各部の受講希望者を対象に肢体不自由で車いすユーザーの当事者講師と聴覚障害のある当事者講師から、障害者を取り巻く現状や社会の中にある障壁(バリア)について、その他障害者差別解消法や仙台市独自の差別解消条例等について学びました。日頃から地下鉄やバスを利用する多くの市民と接する中で、障害のある方への対応も多いとのこと。研修を受講して「日頃感じていることを言葉で聞くことができて”ハッ”と気付かされることがあった。」「当事者の生の声を聞くことができる機会は必要だと思う。この研修はぜひ継続してほしい。」「実際のお客様対応の時に活かしていきたい。」等の意見が聞かれました。
【講義の様子】
研修の後半は講師の体験談をベースにした事例をもとにグループワークを行いました。車いすでのバス乗車に関する実際の出来事から、講師とコミュニケーションを取りながら受講者同士で意見を出し合いました。グループワークを通して「相手の立場に立つことの重要性を改めて感じた。」「事例が大変身近で、考えさせられた。」等の意見が聞かれました。
【グループワークの様子】
研修終了後に講師から各部の代表者へ修了証をお渡しし、受講者全員にはサポーターキーリングをお渡ししました。
【修了証授与の様子】
【仙台市障害理解促進キャラクター「ココロン」がプリントされたサポーターキーリング】