仙台市社会福祉協議会では、障害に対する良き理解者を増やし、誰もが暮らしやすいまちづくりを進めるため、『仙台市障害理解サポーター(ココロン・サポーター)養成研修』に取り組んでいます。
研修の特徴は、障害のある方が講師となり、実体験を踏まえた講義等を行い、理解を深めます。→リーフレット
6月23日(木)に仙台市歴史民俗資料館で研修を行いました。施設職員を対象に、身体障害があり車いすを使用している講師から仙台市内の障害者を取り巻く現状や障害者差別解消法、仙台市独自の差別解消条例等について学びました。
仙台市の有形文化財に指定されている施設のため、宮城県内の文化財に指定されている施設等の事例紹介を交えながら、障害のある方々への配慮の仕方や具体的な対応方法について受講者と講師がともに考えました。
受講者のからは、「“障害とは”の話から始まり、法律や実際の事例を解説してもらったので、全体像を理解しやすかった。」「バリアをなくす、バリアを知らせるということを学ぶことができた。」「ひとりひとりの障害のある方の困りごとに対して、自分にできることを考えていきたいと思えた。」等の意見が聞かれました。
【講義の様子】
研修の後半には、車いすで段差を移動する際の介助方法を学びました。
【車いす介助体験の様子】
講義終了後には、講師から館長の鶴谷様へ修了証をお渡しし、受講者全員にはサポーターキーリングをお渡ししました。
【修了証を受け取る館長の鶴谷様】
【仙台市障害理解促進キャラクター「ココロン」がプリントされたサポーターキーリング】